ジャンルについて
ジャンル広すぎて、最近のジャンルわかんないですね。
細分化されててね。
分かれすぎてて、「えっ、なんですかこれ?」ってなるときある。
わかる人には「ああ、それね」ってなるんだろうけどね、聴けば。確かにわからない。
知るきっかけとしてはいいけど、一個一個のジャンルを細かく気にする必要はもうないよね。
とっかかりに使うっていう感じで。
そうそう。当時弐寺をやってた自分の周りのDJとかも、ある種「遊び」が出てきた弐寺を、古いbeatmaniaイメージのままで受け取りにくい人が結構いた気がして。そこがちょうどDistorteDからEMPRESS辺りだった気がするね。
でも、一時期その頃ぐらいにありましたよね、IIDXのジャンルで考えると、クラブミュージックを聴いたときに、面食らうよっていう。
別に急ぐ必要はないんだけどね。
そう。なんだけど、ハピコアだと思ってる音ゲーマー多すぎ、みたいなこと言われてた時期があって。
今でもあると思うよ。ちょっとメインストリームじゃないジャンルつつくとそうなる傾向がある気がする。いやこれSCHRANZじゃねえしとか(笑)
なんか、警察みたいなことになってくる(笑)
SCHRANZ談議あったわー(笑)逆にでもそこでさ、比較されるのに出てくるのがもう勝ちというかさ。
新しいジャンルを早く取り入れているっていう感じがあったからな。MAKINAってなんだろうとか思ってましたからね。
まとめをそろそろしますか(笑)最終的な10曲を決めるってことを最初は言ってたんですけど、これはもう、まとめらんないなって思ったんで(笑)だからもう、皆さんが思う、今後のIIDXに対する、これからどうなっていくとか、こうしてもらいたいとかそういうのありますかね。
これ、俺はもう普通にコロナの影響がかなりあると思うんですけど。ゲーセンで遊ぶっていう文化を、みんなで同じ場所に集まってやるじゃなくて、それぞれのスタイルでどう楽しませるかってしていくんだろうなって思います。モバイルの展開とか、かなり先駆けてやってたのは偉いなとは思いましたけど。
なんかすごいタイミングですよね、ULTIMATE MOBILEがリリースされた後に、こんな事態になってしまったっていう。
でもアーケードは一番リッチな体験じゃないですか。それがなかなかこう、得られなくなるとどうなっていくんだろうってちょっと心配ではありますね、正直。
やっぱりアーケードがあってこそのものですね、他のものは。
普通に、100万円のゲーム機を100円で遊んでるわけじゃないですか。
自分はですね、数年前に新しいシリーズはどうなるかってもう自分で妄想したことがあって。インターネットランキングで店舗対抗みたいな、今でいうディヴィジョンみたいな感じで、それでその店舗のオリジナルコースを作る。で、誰の繋ぎがいいかってオンラインで投票するっていう。オリジナルコースの、どっちの投票がよかったかっていうのをちょっと考えた。
オリジナルコースいいですね。
で、今よりもちゃんと「繋いで」演奏できるようなシステムを作って欲しい。
シームレスにして欲しい。
それは結構思ってる人多そうですね。
BPM近いとか、ジャンルが近いとか。
SOUND VOLTEXがそっち方面来てるよね。サンボルって今、どの曲でも、シームレスにフレーズで繋いでるようなモードがあるんですよね。
AUTOMATION PARADISE。
映像で今撮れるじゃないですか。あれを弐寺でやって、それを配信して、そこでエフェクトを使って欲しいんだよ。フェーダーなくなっちゃったんだよね、HEROIC VERSEで。フェーダーの機能作ってもらって、あそこでエフェクトをかけられるようにして欲しい。beatmania IIIみたいに。
それはいい。
本当に「DJシミュレーション」みたいなことをして欲しいってことですよね。配信の要素が絡んでるのもいいですね。
それを、地域ごととか店舗ごととかで、争う。どのミックスがよかったですかって。で、しかも新曲だけがいいってわけでもないし、難易度も関係ないんですよ。ここで「DXY!」持ってくんのかよ!とか(笑)しかも4曲縛りっていうね。3曲でもいいけど。っていうのは面白いかな。
前から言ってるロングモードみたいなのはあってもいい気がするんだよね。エキスパートっぽいんだけど、合間合間にリザルトもなくて、10何曲ずーっと演奏しっぱなし。
すごいな、結構疲れそう(笑)
弐寺でなかなかないじゃん、てかギタドラしかなくてさ。その方が切れ目がない分、演奏感はある気がするんだよね。
ただDJMAXとかだと、5分とか6分とかあるじゃないですか、1曲。疲れるっていうか結構ダレるんですよね(笑)
ペルソナの音ゲーが大体3分尺なんですよ。長いですあれ。
ちょっと長いよね。もう体が慣れてるんだよね。2分に。
それはあると思います。2分、集中して、譜面と向き合ってゲームをやるってなると、2分がやっぱり一番理に適ってるのかな。
チュウニズムも長いもんね。2分半だけでも、2分半あるんかーってなる。
まだ終わんねーんだって。でも最近弐寺もちょいちょいあるけどね。使ってない方の鍵盤とか、エフェクターにして欲しいな。サンプリングボイスとか。
あ、それ天才だね。シングルプレイで、他に押せる場所があるのいいな。
そうか、サンプラーになる。
スクラッチもついてるしね。しかもタッチパネルが付いたらもう、なんでもできるよね。実装さえしてくれれば。
でも面白いね、無理やりまとめるんだけどさ(笑)なんでも変遷があって、オリコンというか、流行り。ホントのホントの流行りは、それこそアメリカのチャートとかなんだけど、その次に各国のメジャーに来る前に、音ゲーが仲介してる気がする。で、音ゲーが流行ったら、それこそアイドルソングとか世の中のタイアップ曲とかでボンって出て来た頃には、えーもうその曲は弐寺で聴いたわーみたいな、そういう実感があって。
あるある、それ。
ただそういう、一個先のシーンをクラバーとかDJじゃない人たちでも知れるっていうのはなんか一個のメディアというか、文化だなって。ゲーム好きな1ユーザーが、ジャンルだけじゃなくてそういう曲の中の要素だったりとか、ライナーノーツとかを読んで作り手のことを先に知れるっていうのはすごいと思う。最初出てきた時はこんなことになるなんて思ってもいなかったけど。
DOUBLEとかm-floとかを入れて、すぐ新しいものを、すぐ同時にJ-POPシーンと同時に出しちゃうみたいなことはやりたいっていう野望は恐らくあったんですよね、当時。で、今ちゃんとやれてるとこもあるなっていうとこもあって。あの一曲があったから音ゲーマーみんなvanbox知ってるみたいなところもあると思う。
確かに、vanboxみんな知ってますよね。
tofubeats知ってる!とかになってきてますよね。1曲入るだけで全然違うっていうか。
ここを入り口にして、世界は広がっていくからね。
世の一般の人っていうとそれもそれで言葉を選ぶから難しいんだけど、その人たちとはちょっと見てる景色が違う、「音ゲーマー」っていうのがそこそこいるわけですよ。その人たちに先んじて曲だったり、シーンとかジャンルを伝えれるっていう意味でもそれこそ世で流行ってる曲をそんなに知らない音ゲーマーもいるわけじゃない。人のグループというか、群としてはやっぱ分かれていて。ただそこそこ人はいるわけだから、立派なそれこそシーンなんだよね。普通にTVCMしてても響かない、もしくはTV観ない。でも、音ゲーはやってるって人とかいるわけだよね。この、音ゲー界隈の中に曲をタイアップで入れた方が届きやすい気がするし。あとは、恐らくだけど相対的に若い人が多い。となると、音ゲーにタイアップでも、収録するっていうのはある種、すごいことというか。
だから色々意味のあるものなんだろうなって思いますよね。最近でも、ももいろクローバーZとかが。
入ってましたね、Rootageで。
あれも多分ももクロを触れてこない人たちであるわけですよね、プレイヤーが。
今話し聞いててさ、メーカー側は恐らく、音ゲーに触れてこなかった人がこれをきっかけに音ゲーに触れて欲しいっていう思惑でやってるんだろうなって思うんだけど、結果として逆な気がして(笑)
逆なんですよね。
そう、音ゲーマーが今まで知らなかった曲を知ることができてるっていう(笑)どれくらいタイアップきっかけにそのゲームに初めて触れるってアーティストのファンがどれぐらいいるかって思うんだけど(笑)
そうそう、それは統計取れないからわからないんですけど(笑)
CROSS × BEATSはGLAYファンは来たみたいだけどね。
今流行ってる曲だ、っていうと昔とあんまり変わんないけど、この人たちの曲入ったの!ってなるとそれはそれですごいね。
すごいインパクトですよね、有名な人が音ゲーに収録されると。
リフレクで前に、坂本冬美が入ったり、暴れん坊将軍の曲が入ったりしてましたよね、一時期。マツケンサンバとか。あの時すげえ楽しかった(笑)
そういうのがあってもいいんですよね、若い子ホイホイでもいいし、おっさんホイホイでもいいし。
やっぱり青春の思い出の曲とかあるとやっちゃいますよね。あ、この曲入ってんの!ってなる。
そういう話題作りでも全然アリだと思うんですよね。めちゃめちゃ続いてるシリーズなんで、もうどれだけ新規が増えるかっていうのはもうわからないんですけど。やっぱり今、年齢とか世代によって、音ゲーが分散してる時代なので。
そうだね、弐寺は若い子やらないみたいだよ。
30代がやる音ゲーなんですよ、IIDXは。20代後半から30代がメインでやってるんですよね。ターゲットは10代・20代か30代か、どっちかわからないんですけど。両方にやって欲しいって作ってるのかもしれないですけど。これからどうやって若い層をbeatmaniaに引き込むかとかっていうのもまあ一つ課題かなとは思いますね。チュウニズムの人たちをどれだけIIDX面白い、ってさせるのかが見ものというか、制作サイドがどうやっておいでおいでするのかは楽しみではある感じですね。30代ファンがどうやって沼に引き入れるかとかあるのかもしれないけど(笑)どういう楽曲で惹きつけるのか、もっと違う要素で、smooooch・∀・みたいなのがまた出るかもしれないし。例えば、ムービーの中に人気YouTuberが出てくるとか、TikTokでめちゃくちゃバズってる人たちの映像があってもいいわけですよ。なんか、そういう形でも流行りを取り入れるのがIIDXだとしたら、まあそういうこともなきにしもあらずで。
IIDXは真ん中に画面(映像表示エリア)があって、色々できるのが強みですよね。
割と宣伝的なムービーもあったじゃないですか。「クルクルラボ稼働中」みたいなことができたりとか。全然そういうことができる、だって「The Smile of You」(14 GOLD)とか間接的に「エレビッツ」を宣伝してるわけで(笑)なんかだから、ムービーの領域もやりようあるのかなって。めちゃくちゃ印象づけられる一つなんで。ムービーのある音ゲーも減ってきたじゃないですか。
最近はひたすら譜面を見させるゲームが多いですよね。
変わった画面レイアウトになりつつあるんで、IIDXが。画面の端っこでゲームで成立してるのはまあ昔から、異質ではあったんですけどね。
言われてみると確かに。
画面いっぱい使ってやるのがゲームでしょって言われてた時に5鍵がね、両端のあのすごい狭い領域でゲームやってるじゃないですか。
あのムービー、意味ないですもんね(笑)斬新ですよね。
あんなデカデカと関係ないもの流してるんですよね。だから本当に完全に、街の人をターゲットにしてるっていうのがやっぱ面白いって。あれもさっきのYouTuberじゃないですけど、人気のある人とかをムービーに出して、惹きつける。せっかくアーケードなんで、歩いてる人が立ち止まれるようなのにしたらいいんじゃないですかね(笑)
プレイヤーだけを見てないんですね。ギャラリーを見越してるというか「魅せる」プレイをさせるみたいな。
オセロみたいなことやったらいいんじゃないですか?(笑)
「天国のキッス」(5th style)的な?(笑)
「NaHaNaHa vs. Gattchoon Battle」(beatmania APPEND GOTTAMIX)みたいなことやったらいいんですよ。
声ネタで遊ばす、ちょっと面白いかもね。
今動画全盛期だからもう、自分で作った動画を流せるとかやった方がいいのかもしれないですね、もしかしたら。
カメラで自分の顔を映してるので、それでコンテストやっても面白いのかな。
それはありますね。maimaiは結構ニコニコと連携してやってたけど。で、VTuber化していけばいいんですよ。ミライダガッキ化でもいいですけど。
お面が付けられる、みたいな。
アバターみたいな機能はアリだと思う。
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